大乗仏教~法華経

煩悩をなくす、のではありません。
祈りを根本にしながら、叶うように万全を尽くしていくのです。
そうすれば、必ず最終的によい方向へと開けてきます。

また大乗仏教の中でも法華経は「一切衆生」を救う法です。
女人も過去に悪事を働いた人も成仏できるのです。
これができるのは法華経だけなのです。f:id:norwegian_forest:20210327042757j:plain

仏とは釈尊一人であるというのは釈尊が亡くなった後に、後継の僧侶たちが僧院という世間とは隔絶した狭い世界でのみつくられたイメージです。

広い世界で生きる人々とともに、また現実の中で生きる人々のために説かれたのが真の大乗仏教であり、それこそが法華経なのです。

また仏とは自分とは違う、到底及ぶことのできない高潔な存在、有り難く拝むべき対象という理解は、とくに仏像が造られる時代以降の誤った仏教観です。

大乗仏教の成立


そして法華経の信心とは、人々の仏性を信じ、ともに幸せを願っていくことです。
相手を軽んじたり、蔑んだり、尊厳を傷つけるようなことをしてはなりません。

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