この木なんの木?


日立の樹 この木なんの木 歌詞付き

 

この曲は1972年に日立グループCM(後述)が制作される際に小林亜星に作曲を委嘱し、作詞は小林の紹介により伊藤アキラに委嘱して制作されたものであるが、伊藤にCMに用いる木のイラストを見せて、楽曲のイメージを伝えた際、伊藤が「この木は、なんという木ですか?」「どんな木なのですか?」「どこにあるのですか?」と質問したのに対し、スタッフが「わかりません」「知りません」としか答えられなかったために、「この木なんの木」で始まる特徴的な歌詞が生まれたという。

 

今この記事を書いているのは2021年3月21日で、子供の頃からあまりにも聞きなれたこのCM曲を久々に聴いたのは2年前の2019年3月19日の早朝でした。作曲家、小林亜星さんのCMソングは一度聴いたら耳朶に残る、印象的なサビやフレーズの曲ばかりですが、この曲ほど聴いてて楽しい曲は思い当たりません。この曲が最初にリリースされたのが1973年とのことですから、もう半世紀近く経ってるわけですが、歌詞も旋律も今なお色褪せておらず、不思議な力に引き込まれます。